思考錯誤

細々とオタク関連のあれこれを書いてます。

更新感覚を取り戻すために、軽いネタ。

コードギアスが終わった。
ハルヒと並んでゼロ年代を代表するアニメ作品だったと思う。

この作品、一番凄いのは、エンターテイメント性とテーマ性の強い物語の両方を追求して、見事に両立している点であると思う。

トリックスター・ゼロ(ルルーシュ)の「策」によって巨大な敵勢力と互角以上に渡り合っていく姿、黒の騎士団やゼロの勢力拡大、魅力的なキャラクターたち。
そして、毎話毎話エンドロール直前に大きな山場を持って来、次週に繋げる「引き」が、視聴者を掴んで離さなかった。
本当に、極上のエンターテイメント。
これ以外にも、とにかく沢山の視聴者を楽しませる要素が散りばめられていた。

それだけではなく、時代を反映した非常にテーマ性の強い物語でもあった。
「ギアス」という力を振るうルルーシュの行方、生き様の対比、争いの耐えない世界への絶望とその克服。
「王」「人類間の争い」「絶対的な力」「政治」「世界の有り様」、その他様々なテーマを貪欲に、挑戦的に描いていた。
特に皇帝との対決の件やそれ以後の話は、「エヴァ」以降をかなり強く意識しており、非常に興味深かった。

ただ、あらゆる要素を追求する余り、情報過多で、テンポが早くなってしまった(特にテーマ性が色濃くなった後半において)点がちょっとざんねんだったかな、とも感じる。
ここら辺は、トレードオフな感じもするけど。

軽く楽しむ事も、じっくり腰を据えて楽しむ事も出来、色んな見方とそれぞれの見方に沿った幅広いファン層を獲得できた作品であると思う。

アニメに余り興味の無い人も、アニメ好きだけどまだ見たことの無い人も、あるいは全話見たって人も、とにかくみんな見ればいいと思う。

ほんと、「ありがとギアス」ですよ。
最終回の展開を予想してみる遊び。
要点を箇条書き。

・ナナリーにギアスをかける
・内容はルルーシュの存在を記憶から消すとか?
・スザク、カレンに勝つ
・ジェレミア、アーニャに勝つ
・ルルーシュ停戦を呼びかける
・シュナイゼルを利用したりしてゼロレクイエムを成し遂げる
・ルルーシュ、扇さんら(騎士団メンバー?)に襲撃される
・ルルーシュは抵抗しない(わざと襲われるように仕向ける?)
・スザクはルルがそのように仕向けた事を知っている
・ルルーシュは死ぬ
・たぶんCCも一緒に死ぬ
・死に際にCCを本名で呼ぶ
・スザクは神社で隠居する
・ナナリーは沙代子さんとジェレミアに守られて生きる

こんな感じな気がする。
まあ、予想をことごとく裏切る方向に進む作品なので、ハズレそうだけど。
一応、このような予想になった理由はある。


まず、ナナリー関係。
24話までの経緯から考えて、目的の障害となるにナナリーを排除しないとは考えにくい。
最後の最後に、「それでもルルーシュは突き進む」事を強調する(意志の強さを示す)ための対峙であろうと思う。
「大切なナナリー」にすらギアスをかけられる、という証明をするだろう。
かといって、ナナリーを殺すとは考えにくい。
これまでも、極力殺しはしない方向で来ている気がするし。
ナナリー殺せるぐらいなら、超合衆国の面々なんか真っ先に殺してそう。
1期のシャーリーとの件のように、記憶を消すのではないだろうか。
そして、ルルーシュの忠臣である沙代子さんとかジェレミア辺りに保護を頼む的な流れだと思う。
いずれにしろ、そんなに迷わずナナリーにギアスをかけるんじゃないだろうか。


各戦闘の勝敗は、そんなに重要じゃない気がするが、ルルーシュ側が勝つのが話の筋だと思うので、このように予想した。


シュナイゼルを侍らせたルルーシュが停戦を呼びかける。
ゼロレクイエムがどんな内容かは分からない。
ルルーシュなりの「あるべき世界の姿」が提示されるのだろう。
その実行に使われちゃうであろう、シュナイゼル。哀れ。


ルルーシュが死ぬっていうのは、まず間違いないだろう。
ゼロレクイエムがどんなものであれ、ルルーシュの考える世界に「ルルーシュ自身」は最も居てはならない人物であると思う。
ギアスという暴力でもって、紛れも無く悪を為してきた(いい事してるっぽい雰囲気を感じさせもしているが)ルルーシュは罰を受けて然るべき、という側面から考えてもそうだと思う。
「デスノート」で夜神月が最後に死ぬのと同じ理由。
月と違うのは、ルルーシュ本人が多分それを自覚しているであろう事。
「新世界の神になる」気は無い、と言うべきか。
「神は居てはならない」という考えの下、自分は否定されるべき、と考えている。
そんな訳で、ルルーシュは死ぬと見るべき。


自殺ってのはあんまりなさそうな気がするので、他殺。
そう考えると、相手は誰が相応しいか、と言う話に。
そこで有力なのが、子供作ったりしぶとく生き残ったりしている扇。
24話でルルーシュがシュナイゼルに語ったような、「明日を求めてあがいてきた」人物の象徴だと思う。
元から最後に自分を排除する気だったルルーシュは、抵抗せずに殺される、って展開だろうか。


スザクはそんなルルーシュの考えを知っていると考えるのが妥当。
多分、皇帝が消えた後に協力する事にしたのは、ルルーシュがこうした「覚悟」を全うする事を見届けるため。


CCの死、って言うのはこの作品の一つのラインだと思う。
ずっと、「目的がある(=死ぬ事)」って言ってきてた訳だし。
最後はどこで死ぬのか、ってなると、ルルーシュのそば以外に無いんじゃないだろうか。
死に際に本名呼ばれたりしてドラマチックに。


まあ、妄想です。

外れてたからってm9(^Д^)プギャーとか書かないように。
ギアスR2
ギアスR2感想です。ネタバレ注意。
ギアスR2
ギアスR2感想です。ネタバレ注意。
ギアスR2
ギアスR2感想です。ネタバレ注意。
ギアス考察1 ルルーシュの嘘の続き。

前回は、コードギアスにおけるルルーシュの基本ポジションを「嘘」というキーワードを軸に考えた。

今回は、ルルーシュが世界についた大きな嘘、ギアスを操るブリタニアの反逆者「ゼロ」という存在がどのような物かを中心に考えて行きたい。

なお、今回も続きます。

以下、格納。
コードギアスでは、「嘘」という言葉が一つのキーワードであるように思う。

例えば1期第1話、ギアスを手に入れ、追っ手のブリタニア軍を虐殺した後にルルーシュはこう言っている。

「あの日から俺はずっと嘘をついてきた。生きてるって嘘を。名前も嘘、経歴も嘘、嘘ばっかりだ。全く変わらない世界に飽き飽きして、でも嘘って絶望で諦める事も出来なくて。だけど手に入れた、力を…。」

そんな訳で、今回はこの「嘘」という単語を鍵にコードギアスと言う作品を考えて行きたい。

なお、この記事、続き物です。

以下、格納。

※続き ギアス考察2 「ゼロ」と言う名前、それがもたらすもの
ギアスR2
ギアスR2感想です。ネタバレ注意。
ギアスR2
ギアスR2感想です。ネタバレ注意。
関連記事として、「コードギアス」一期と二期の類似性を検証してみるもよければどうぞ。
ちょっとづつ修正してくつもりです。
ギアスR2
ギアスR2感想です。ネタバレ注意。
関連記事として、「コードギアス」一期と二期の類似性を検証してみるもよければどうぞ。
ちょっとづつ修正してくつもりです。