思考錯誤

細々とオタク関連のあれこれを書いてます。

エロゲーの主人公とプレイヤー関係を考えてみる。
内容は続きからどうぞ。
RPG、特にドラクエやポケモンだと、主人公は自分から言葉を発したりしない、無個性な存在として扱われ、プレイヤー=主人公そのもの、として認識させようというスタンスが見て取れる。

逆にFFなどは、主人公は個性の強い、独自の意思を持った存在として、プレイヤー=主人公では無く、プレイヤー=ストーリーの傍観者である、という前提で作られているように思う。

RPGに限らず、ほとんどのゲームがこのどちらかのスタンスでストーリーが進行していくように思う。

では、エロゲーにおける主人公はどのようにプレイヤーと結びついているのだろうか。
正直、いろんなエロゲーがあり、一般化して論じる事はできないので、そういうエロゲーが多いよな、とか、言われてみればそういう部分があるな、ぐらいに聞き流してくれて構わない。

ほとんどのエロゲー(ADV・ビジュアルノベル方式)は、まず主人公が不可視である。
エロゲー内では基本的に、世界は主人公の目線で認識される。一人称視点なのだ。
このため、視覚的には極めてプレイヤー=主人公として認識されやすい。
つまり、プレイヤー自身がヒロインを攻略し、セックスしているものと認識されるような作りになっている。

そして、それはエロシーンにおいて実に顕著に現れている。
多くのエロゲーのエロシーンにおいて、主人公は顔が見えないように描かれる事が多い。
主人公の姿自体が映らないようになっていたり、主人公の顔が前髪でよく見えない(つまり、意図的に個性を無くしている)ようになっている。
これは、プレイヤー=主人公そのもの、と意識されて作られている事を端的に示しているように思う。

また、エロゲーにありがちな、両親がいない(海外旅行で不在、幼い頃に死亡しているなど)という設定も、その表れであるように思う。
両親、つまり血の繋がりを持った人物の存在を意図的に薄くすることで、主人公の個性を消そうとしているのだ(最初に挙げたドラクエなどで主人公がしゃべらないのと同様に)。


だが、逆に意思を持った、個性の強いものとして描かれる場合ももちろん多い。
Fateや君のぞなどである。
このような描き方をしている作品は、前述したとおり、プレイヤー=傍観者というポジションを意識して作られているように思う。
このような見せ方は、ヒロイン攻略ではなく、シナリオを読ませ、それを楽しませる事に主眼が置かれた作品である事が多い。
そして必然的に、それらの作品はエロゲー的要素(ヒロインの攻略過程・エロシーンなど)が軽視されている作品が多い。


こんな所であろうか。
一度言ったが、エロゲー全体を一般化して語ることは不可能だ。
だが、こういった傾向が見られるのも一つの事実ではあるように思う。
主人公の描き方から、作品がなにを重点において作られているのか推測するのも楽しみ方の一つであると思う。

FFタイプの場合、プレイヤーは指導者としての役割もあるような気がします。
レベル上げとか、色々なカスタマイズ方面だけの話ですけどね。

ストーリーについては完全に傍観者ですけども。
でも、自分が手塩にかけたキャラクターの物語を見る訳ですから、ただの傍観者ともちと違うように思えます。

2008.04.01 14:46 URL | とみご #- [ 編集 ]

sence offとか未来にキスをとか元長ゲーは
プレイヤーが主人公であることそのことが
ネタになっていたりしますが。
未スをのドラマCDにはかなり驚かされ
そして鬱にさせられました。

2008.04.01 21:44 URL | ^^) #wr80fq92 [ 編集 ]

陵辱系だと主人公を濃くキャラ付けしつつ
主人公=プレイヤー視点になるな

2008.04.01 21:47 URL | ( 0M0) #bbxfQIXk [ 編集 ]

逆手に取れば、(ギャルゲですが)Ever17みたいな裏技も。
ただ、最近は主人公=プレイヤーでなく、主人公=視点主の側面が大きい気も。

あと、肉親が出てこないのは個人的には「現実の匂いがするとプレイヤーが萎えるから」という側面もあると思いますがいかがか(笑)

2008.04.09 12:20 URL | 名無し #- [ 編集 ]












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